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基礎編  第3章 毛髪の生成、成長を阻害する原因、要因


1.頭髪組織の機能障害

C頭蓋骨の骨格に起因する脱毛

一般的に骨格性脱毛症と言われ、頭蓋骨が異常に発達したり、部分的に突起することにより、頭皮が引っ張られ、毛細血管が圧迫されて起こる血行障害が原因となる脱毛で、遺伝的要素があります。

頭皮は頭蓋骨が遺伝やその他の要因で大きくなったり、突起してもその分だけ細胞の分裂増殖が進行し、頭皮自体の面積を増やし、対応するという事はありません。
その為に常に頭皮全体、あるいは部分的に頭皮が引っ張られるような状態になり、わずか8〜10ミクロン程度の毛細血管は簡単に押しつぶされてしまい、毛乳頭への血流が阻害され、毛髪の生成と成長に影響を及ぼします。

部分的に前頭部や天頂部、後頭部が突起していれば、皮膚割腺の縦のラインに沿って頭皮が引っ張られ、側頭部が突起していればその部分と周囲の頭皮が引っ張られるような状態になり、ケガ等で頭蓋骨が変形したり、手術の縫合による瘢痕で頭皮が盛り上がっている場合も、同じような結果になります。

本来、人間には恒常性維持機能があり、細胞分裂の盛んな青少年期は頭皮機能が活発に働きます。
特に真皮自体に組織層の厚みがあり、弾性、柔軟性によって血流の恒常性が保たれている時期は、あまり表面化して症状が表れません。
しかし、化学合成系のシャンプー剤や育毛剤、発毛剤等の長期間使用による頭皮組成蛋白の変成や、紫外線によるフィブロブラストの機能低下、その他諸々の要因により皮膚組織の細胞分裂が低下し、その結果、真皮層の厚みが減少し、頭皮は弾性、柔軟性を失い、細胞血管の血流が充分に確保できなくなり、症状が表面化してきます。

このタイプの脱毛症は近年増えている傾向にありますが、遺伝性、一代退化型、誘発型の要因が絡み合って起こる非常に難治な脱毛で、育毛剤や発毛剤の効果に期待を持てる範疇ではなく、対症療法の発想では殆ど太刀打ちできません。

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エルゴチオネイン美容研究会

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つむじ君の発毛日記

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